米、自動車以外も関税免除

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 【ワシントン、ロサンゼルス共同】トランプ米政権は6日、メキシコとカナダからの輸入品に25%の関税を課す措置を4月2日まで一時停止すると発表した。3月4日に発動したばかりの関税強化措置を修正。自由貿易協定「米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」が適用される商品は全て関税を免除する。関税措置を巡っては自動車の除外など見直しが続き、トランプ大統領の通商政策が世界経済を翻弄している。

 トランプ氏と6日に協議したメキシコのシェインバウム大統領は記者会見で、協定適用品の関税免除の決定が「両国に利益をもたらす」と歓迎した。米国が問題視する合成麻薬「フェンタニル」の米国での押収量が大幅減少したことについて、メキシコの取り締まり強化の成果を伝えたと明らかにし、不法移民対策も含め「米国との協力を続ける」と語った。

 USMCAは、3カ国域内での部品調達の割合などに関する条件を満たせば、関税を免除する。


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