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福島県商工信用組合(同県郡山市)は7日、2008年から昨年まで、男性職員10人が顧客の定期預金を着服したり、口座間を移動させたりする不正が10件あったと発表した。不正は顧客77人分で計約1億1千万円に上る。当時の経営陣はこのうち8件を把握しながら隠蔽し、東北財務局への報告を怠っていた。
財務局は同日、業務改善命令を出した。
実際の着服は計約3千万円で、パチンコや飲食に使われた。組合が既に全額を弁済した。
組合によると、08~24年、当時10~40代の職員9人は顧客名義で不正に口座を開設するなどして、定期預金の解約金や融資金約25万~1700万円を不正に移動させた。
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