1月輸入拡大、2年ぶり経常赤字

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 財務省が10日発表した1月の国際収支速報によると、海外とのモノやサービス、投資の取引状況を示す経常収支は2576億円の赤字だった。赤字は2023年1月以来2年ぶり。中国の春節(旧正月)休暇や円安の影響で輸入が拡大し、輸出から輸入を差し引いた貿易収支が2兆9379億円の赤字に膨らんだことが響いた。

 輸入は17・7%増の10兆4401億円だった。春節が1月末に始まるのを前に中国で造られるスマートフォンや電子部品の輸入が増えたためだ。一方、年末年始の休暇の影響で、日本からの輸出は2・1%増の7兆5022億円にとどまった。

 経常収支の内訳をみると、サービス収支は4766億円の赤字だった。


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