ニュース
週明け10日の国債市場で、長期金利の指標である新発10年債(377回債、表面利率1・2%)の利回りが上昇し、一時1・565%を付けた。日本相互証券によると、2008年10月以来、16年5カ月ぶりの高水準。日銀による早期の追加利上げ観測などを背景に、今月7日に付けた一時1・530%を更新した。
早期の追加利上げを見込む動きが根強く、金利の先高観から国債が売られて、利回りが上がった。
7日にはFRBのパウエル議長が、追加利下げなどの政策調整を「急ぐ必要はない」と発言。日本の市場関係者は「こうした発言で米長期金利が上昇したことが、日本の長期金利にも影響した」と話した。
共同通信社提供

Provided by
共同通信社
東京を拠点とする日本を代表する総合国際通信社。自らが取材したニュース、共同通信論説委員室で執筆した社説および一部の加盟社が取材したニュースなどを、加盟社である全国の新聞社とNHK、契約社である民間放送局や一部の新聞社、ネット媒体等に配信。
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。