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セブン&アイ・ホールディングスは10日、買収提案を受けているカナダのコンビニ大手のアリマンタシォン・クシュタールに対し、米国で展開する「サークルK」を含む全店舗の一括売却を提案したと発表した。買収提案への対応を協議しているセブンの特別委員会が独禁法上の懸念解消に必要な対応として求めた。
特別委は別の解決策として、米国内に2千以上あるとされる両社の近接店舗の売却手続き完了を、買収契約締結の前提とすべきだとも提案した。
特別委の提案は、独禁法上の課題をクリアするものだとしているが、クシュタールにとって実行のハードルは高く、今後も駆け引きが続きそうだ。
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