2月の街角景気、2カ月連続悪化

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 内閣府が10日発表した2月の景気ウオッチャー調査は、このところの街角の景気実感を示す現状判断指数(季節調整値)が前月比3・0ポイント低下の45・6となり、2カ月連続で悪化した。物価高を背景に消費意欲が下がり、小売りや飲食など家計関連の指数が低調だった。景気判断は「緩やかな回復基調が続いているものの、このところ弱さがみられる」と下方修正した。

 下方修正は昨年4月以来、10カ月ぶり。2月は気温の冷え込みや豪雪による外出控えといった一時的な要因も響いたとみられるが、各業界からは長期化する物価高を受けた節約志向の高まりを懸念する声が相次いだ。


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