日生、保育効率化へ連携

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 日本生命保険や保育施設運営のグローバルキッズなど6社は17日、共同で保育業界の課題解決に取り組むコンソーシアムを立ち上げた。保育業界では保育士不足やIT化の遅れにより、現場の業務負担が増している。効率化や保育士の待遇改善を目指す。

 東京都内で記者会見した日生の佐藤和夫取締役専務執行役員は「1社では力不足。同じ思いを持つ者が一緒になることが必要だ」と強調した。同席したグローバルキッズの中正雄一社長は「安心して子育てができる社会の実現に向け協力し合いたい」と述べた。

 今後、現場に共通のシステムを導入して効率化を図ったり、人材を共有する仕組みを整えたりするという。

 こども家庭庁に対し、保育士の処遇改善や事務手続きの簡素化などを働きかけることも検討している。社会福祉法人や保育事業者にも参加を呼びかける予定だ。

 今回の取り組みには日生傘下のニチイ学館も参加。日生は2024年、ニチイ学館の親会社を買収するなど、事業の多角化を進めている。


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