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【北京共同】中国国営中央テレビは1日、交流サイト(SNS)のアカウントで、トランプ米政権が「ここ最近、多くのルートを通じて中国側と積極的に接触し、関税交渉の開始を希望している」と伝えた。米国の「焦りの心理」を反映していると分析した上で、中国側は交渉を急がずに駆け引きの主導権を握ると強調した。
4月30日に発表された米国の1~3月期の実質国内総生産(GDP)は前期比で3年ぶりマイナスとなった。中央テレビは「トランプ政権は経済的な圧力や世論の圧力にさらされている」と指摘。各国との交渉を急ぎ「米国の勝利」を演出することを望んでいるとした。
一方で中国側は「米国の実質的な動き(譲歩)がない限り、交渉する必要はない」と強調。「こうした交渉や駆け引きにおいて中国は5千年の知恵や経験がある」とし、トランプ政権の高圧的な交渉術には屈しない姿勢を示した。
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