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水産庁は2日、2025年のサンマの漁獲枠を前年比14%減の9万5623トンにすることを正式に決めた。1997年に制度を導入してから最少となる。太平洋側に生息するサバ類については、25年漁期(7月~26年6月)の漁獲枠を前年同期比6割減の13万9千トンとする。いずれも近年は不漁が続き漁獲枠を下回る実績となっており、国内漁業や流通への影響は限定的とみられる。
2日の水産政策審議会の分科会で了承された。サンマの漁獲量は直近のピークだった08年の約35万トンから、22年には約1万8千トンまで落ち込んだ。24年は約3万8千トンと若干改善したが、不安定な状況が続く。
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