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【ミラノ共同】欧州連合(EU)欧州委員会は6日、2027年末までにロシア産ガスの輸入を段階的に停止する計画を公表した。原油や石炭に続き、依存度が高いガスの輸入も削減し、化石燃料のロシア依存からの脱却を目指す。ウクライナ侵攻を続けるロシアの戦費調達に打撃を与える。
EUは、トランプ米政権との貿易摩擦の緩和も狙い、米国産の液化天然ガス(LNG)の購入拡大を検討している。ロシア産から米国産への置き換えなどで、エネルギー安全保障も強化する。
フォンデアライエン欧州委員長は4月、「われわれは敵対する勢力にはエネルギー資源をもう依存しない」と述べ、輸入削減に向けた工程表を5月に発表すると予告していた。
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