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モーター大手のニデックが工作機械大手の牧野フライス製作所に対して実施している株式公開買い付け(TOB)を巡り、東京地裁は7日、牧野フライスが発表した対抗策の差し止めを求めたニデックの仮処分の申し立てを却下した。牧野フライスは、ニデックが東京高裁に即時抗告する可能性があると指摘。ニデックは「今後の対応方針は別途お知らせする予定」とした。
牧野フライスの対抗策は、新株予約権を既存株主に無償で割り当て、ニデックの保有割合を減らす狙いがある。複数のファンドなどから初期的な買収意向表明書を受け取っている牧野フライスは、対抗策の目的を株主が比較検討する時間を確保するためとしている。
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