日本電信電話、「NTT」に変更

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 NTTは9日、正式な社名を「日本電信電話」から「NTT」に変更すると発表した。6月の定時株主総会で承認を得た上で7月1日から適用する。海外事業の拡大を志向しており、国際的に認知され、日本でもなじみがある通称を用いる。昨年に成立した改正NTT法で変更が可能になっていた。

 「ダイナミックループ」と呼ばれる青色の企業ロゴはそのまま使う。島田明社長は記者会見で「グローバル市場を意識した。(変更に)さみしさは全くない」と語った。

 持ち株会社の変更に合わせて「東日本電信電話」も「NTT東日本」に、「西日本電信電話」も「NTT西日本」にそれぞれ改める。法人向けITサービスを手がけるNTTコミュニケーションズは「NTTドコモビジネス」に改名する。同社は2022年にNTTドコモ傘下となっていた。

 NTTが9日に発表した25年3月期連結決算は売上高に当たる営業収益が前期比2・5%増の13兆7047億円、純利益は21・8%減の1兆円で増収減益だった。NTTドコモの通信品質を向上する投資に伴う費用増などが響いた。


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