口座偽造し不正融資か

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 福島県いわき市のいわき信用組合が、無断で預金者の別の口座を作り、その口座から迂回融資する形で資金を流用した疑いがあることが19日、関係者への取材で分かった。信組が昨年設置した第三者委員会が、不正融資の目的や総額、経緯などを詳しく調査している。近く結果を公表する見通し。金融庁は第三者委の調査結果を踏まえて対応を検討する方向だ。

 関係者によると、信組は預金者の中から名義人を選び、印鑑や書類を偽造して勝手に口座を開設。1口座当たり数百万~数千万円を融資し、そこからさらに大口融資先へ資金を回していたとみられる。偽造口座への架空融資を伴うこうした不正は、長年続いていた可能性があるという。


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