島津製、微生物特定ソフトを開発

ニュース

 島津製作所は20日、約8万5千種の中から対象の微生物を特定するソフトウエアを開発し、クラウドサービスでの提供を始めたと発表した。ノーベル化学賞受賞者でエグゼクティブ・リサーチフェローの田中耕一氏が開発した質量分析法を用いた装置を利用。産業技術総合研究所との共同研究成果を基にした。感染症や医薬品の検査、食品の衛生管理などに使う。

 微生物を特定するには専門機関に分析を依頼することが多く、2日ほどかかっていたが、このソフトを利用すると、3時間以内に結果が出るという。衛生意識の高まりや、チルド食品の普及などで、検査の需要は世界中で拡大している。

 希望販売価格は132万円から。


共同通信社提供



 
  共同通信社   

Provided by
共同通信社

東京を拠点とする日本を代表する総合国際通信社。自らが取材したニュース、共同通信論説委員室で執筆した社説および一部の加盟社が取材したニュースなどを、加盟社である全国の新聞社とNHK、契約社である民間放送局や一部の新聞社、ネット媒体等に配信。


本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
一覧へ戻る

ホーム » マーケットニュース » 島津製、微生物特定ソフトを開発