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フジテレビ親会社のフジ・メディア・ホールディングス(HD)は21日、大株主の米投資ファンド、ダルトン・インベストメンツ側から取締役候補に関する追加の株主提案を同日受け取ったが、会社法上「不適法」な提案だとして取り合わないと発表した。
ダルトン側は4月、SBIホールディングスの北尾吉孝会長兼社長ら12人を社外取締役候補に推す株主提案を発表した。これに対し、フジHDは5月16日、12人全員の選任に反対する意見を公表していた。
フジHDによると、ダルトン側から12人のうち3人の選任に関する新たな提案書面を21日に受け取った。ただ会社法上、株主提案は株主総会日の8週間前までに提出しなければならず、フジHDはこれを根拠に「新たな提案は法的に取り上げることができないものとして扱う」とした。
ダルトンの関係者は21日、フジHDの清水賢治専務と面会したことを明らかにし「素晴らしいミーティングだった。対話を継続することで一致した」と話した。
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