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日銀の野口旭審議委員は22日、宮崎市で講演し、今後の政策金利の引き上げについて「ほふく前進的なアプローチが重要」と述べた。「政策金利を引き上げるごとに時間をかけて経済への影響を確認し、次の利上げを決める」と強調した。
国内経済情勢については、コメや生鮮食品の価格上昇は「やや想定外」としつつも「順調に進展している」と指摘した。日銀が目標に掲げる2%程度の物価安定には「まだ到達していない」との認識を示した。
トランプ米政権の高関税政策を巡っては「報復関税の応酬による世界的な貿易摩擦の拡大が危惧される」とし、激化すれば「1930年代のブロック経済化が再現されかねない」と懸念した。
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