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三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループ（ＦＧ）は２７日、インターネット取引に加えて銀行の店舗で資産運用相談などもできる「デジタルバンク」を２０２６年度後半にも開業すると発表した。同社の持つ膨大な顧客データと人工知能（ＡＩ）を活用して、顧客それぞれに合った資産形成の提案をする。金利のある世界となり預金獲得が収益を左右する中、デジタルサービスの充実で個人客の拡大を図る。
デジタルバンクはネット取引だけでなく、三菱ＵＦＪ銀の店舗での相談もできる。米ＩＴ大手のグーグルの技術を基盤に活用し、従来の銀行システムより費用を抑制。高い金利や安い手数料を提示できるという。
東京都内で記者会見した三菱ＵＦＪＦＧの亀澤宏規社長は「デジタルとリアルのいいとこ取りをする。唯一無二の存在を目指す」と強調した。
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