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【ワシントン共同】トランプ米政権で関税交渉を担うベセント財務長官は２９日、ＦＯＸニュースの番組に出演し、中国との関税交渉が「少し行き詰まっている」と明らかにした。今後数週間のうちに、さらに協議を進めるとしたが「重要性や複雑さを考えれば、首脳同士が意見を出し合うことが必要だ」との考えを示した。
ベセント氏は両首脳の関係は良好だと指摘し、トランプ大統領が話し合う意向を示せば、中国の習近平国家主席も交渉のテーブルに着くはずだと説明した。
ベセント氏は５月１０、１１日にスイス・ジュネーブで中国の何立峰副首相と会談し、双方が関税を引き下げることで合意していた。
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