4月、コメの民間輸入が急増

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 コメの価格高騰を受け、高関税が課される海外産の精米の民間輸入が急増していることが4日、分かった。4月分は6838トンで、この単月だけで2024年度全体(約3千トン)の2・3倍となった。関税を含めても国産米より割安で販売できるとして、スーパーや外食産業からは輸入米の拡大に期待する声が上がる。政府が随意契約で放出した備蓄米と合わせて、コメ全体の価格への影響が注目される。

 政府は無関税で受け入れる年77万トンのミニマムアクセス(MA、最低輸入量)米のうち、最大10万トンを主に主食用として売り出している。輸入が急増しているのはこの枠外で、1キロ当たり341円の関税がかかっている。


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