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経営再建中の日産自動車は5日、苦戦が続く中国市場で4月に発売した新型の電気自動車(EV)が好発進を切ったと発表した。合弁会社で開発したセダンタイプの「N7」で、現地で調達する部品の比率を高めることで価格を抑えたのが奏功したもようだ。中国国外への輸出を検討していることも明らかにした。
中国ではさまざまな優遇措置が設けられているEVが急速に普及し、現地競合メーカーとの低価格競争も激化。ガソリン車中心の日系自動車メーカーは劣勢を強いられ、日産も25年3月期の販売台数がガソリン車を含め69万7千台と、前期比12・2%減少した。
N7は価格が11万9900元(約240万円)から。
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