株の不正取引5958件

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 金融庁は5日、証券口座が乗っ取られ勝手に株式が売買されるといった不正取引が1~5月に計5958件に上ったと発表した。売買を合わせた不正取引額は5千億円を超えた。単月で見ると5月は件数、金額とも4月より減ったものの、高止まりしている。

 乗っ取りの手口は、利用者を本物と似た偽のウェブサイトに誘導し、IDやパスワードを入力させて盗む「フィッシング詐欺」が代表的だ。不正売却額は約2772億円、不正買い付け額は約2468億円だった。

 金融庁によると、5月に不正取引が発生した証券会社は4月の9社から16社に拡大した。


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