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中国で新興電気自動車(EV)メーカーが続々台頭している。ITなど異業種からの参入が相次ぎ「群雄割拠」の様相だ。激しい競争で淘汰の波も高まり、海外進出に活路を求める動きも加速。日本勢には脅威となるが、積極的に手を組む外資勢も出始めた。
2015年創業の「リープモーター」はスポーツタイプ多目的車(SUV)の新型車「B10」が大ヒット。先進運転支援用の高精度センサー「LiDAR(ライダー)」の搭載モデルが約12万元(約240万円)からという低価格が売りだ。
同社全体の5月の販売は前年同月の2・5倍の4万5千台と快進撃を続ける。同社幹部は「主要部品をほぼ自社開発している」ことが安さの秘訣だと明かす。
スマートフォン大手の小米科技(シャオミ)は昨年3月発売のEV第1弾「SU7」の納車が25万台を超えた。安全性や誇大広告を巡る騒動も起きたが、今年5月に第2弾のSUV「YU7」を発表。米テスラの「モデルY」を強く意識したデザインとした。小米は27年には海外販売を始める予定だ。(杭州共同)
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