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化学メーカーの太陽ホールディングス(HD)が21日、東京都内で開いた株主総会で、佐藤英志社長の取締役再任議案が反対多数で否決された。香港系ファンドが佐藤氏への過大な報酬などを理由に再任反対を呼びかけていた。上場企業の取締役再任が株主総会で否決されるのは珍しい。太陽HDは総会後に取締役会を開き後任の社長を決める見通し。
太陽HDが2017年に大規模な第三者割当増資を行ったのは、既存株主の議決権を希薄化し取締役報酬に関する議案を可決させるためだったなどと香港系投資ファンドの「オアシス・マネジメント」が主張していた。オアシスは20日、太陽HD株を14・89%保有していると明らかにした。
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