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ＪＲ東海は２５日、名古屋市で定時株主総会を開いた。静岡工区の工事着手の遅れを理由に東京・品川―名古屋の２０２７年開業を断念したリニア中央新幹線に関し、武田健太郎副社長は「静岡工区は工事のめどが立っていない」と説明。「地域の協力が得られるよう、真摯に取り組む」と理解を求めた。
株主からは早期開業を望む声が相次いだ。静岡工区について、水野孝則副社長は静岡県との対話が順調に進んでいるとして「一日でも早く着工したいと思っており、双方向のコミュニケーションを重視し対応する」と話した。
リニアの開業は、早くても３６年以降になる見込みとなっている。静岡工区以外でも問題が起きている。
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