23年度食品ロス、8万トン削減

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 政府は27日、食べられるにもかかわらず捨てられた「食品ロス」の2023年度推計値が464万トンで、22年度から8万トン減ったと発表した。現在の方法で統計を取り始めた12年度以降の最小値を更新。10年前からは168万トン減った。政府担当者は「消費者の意識の変化が、食品ロス削減の要因であると考えられる」と述べた。

 内訳は事業系が231万トン(22年度比5万トン減)、家庭系が233万トン(同3万トン減)だった。事業系では、食品製造業が108万トンと最も多く、規格外品が捨てられている。家庭系では未開封のまま直接廃棄されるのが100万トン、食べ残しが97万トンに上る。


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