官民ファンドの存在意義あった

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 3月末に主な投資活動を終了した政府系ファンドINCJ(旧産業革新機構)の志賀俊之会長は30日、記者会見し、「将来必要な技術を創出し、育成する民間のリスクマネーが足りないので、官民ファンドの存在意義があった」と振り返った。志賀氏は30日付で会長を退任。機構時代を含め約1兆400億円の投資利益を上げたことも明らかにした。

 利益の大半は半導体大手ルネサスエレクトロニクスへの投資で稼いだ。一方、液晶パネル大手ジャパンディスプレイ(JDI)への投融資では約1500億円の損失を出すなど、課題も残した。

 INCJは09年に産業革新機構として設立した。


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