ニュース
ホンダは30日、次世代燃料電池システムの生産工場の稼働時期を延期すると発表した。栃木県真岡市の工場で2027年度に稼働を始める計画だったが、大型商用車でディーゼルエンジンから燃料電池システムへの置き換えが進まないなど想定よりも需要が鈍化しているためだという。
年間3万基としていた生産能力も下方修正する方向だ。工場は、GX(グリーントランスフォーメーション)分野のサプライチェーン(供給網)構築を支援する経済産業省の事業にも採択されていた。
この工場は総額400億円以上の投資額のうち、最大で約148億円の補助金を交付される予定だったが、公募要件に合わなくなるため辞退する。
共同通信社提供

Provided by
共同通信社
東京を拠点とする日本を代表する総合国際通信社。自らが取材したニュース、共同通信論説委員室で執筆した社説および一部の加盟社が取材したニュースなどを、加盟社である全国の新聞社とNHK、契約社である民間放送局や一部の新聞社、ネット媒体等に配信。
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。