代理店の不祥事再発防止へ新制度

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 日本損害保険協会は30日、保険代理店で相次いだ不祥事の再発防止に向け、保険代理店の法令順守体制などを第三者が確認する新制度を来年4月から始めると明らかにした。協会新会長に30日就任した三井住友海上火災保険の船曳真一郎社長は記者会見で「顧客本位を実現するためにしっかり履行する」と強調した。

 中古車販売大手旧ビッグモーターによる保険金不正請求問題などを受けた対応。弁護士や大学教授で構成する「代理店業務品質評議会」を設置し、業界全体で法令順守体制の向上を目指す。

 損保業界では不正請求以外でも、三井住友海上を含む大手4社が顧客情報の不正取得で3月に金融庁から業務改善命令を受けた。


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