カナダ産LNG初輸入へ

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 三菱商事は1日、カナダの合弁会社で手がける液化天然ガス(LNG)の出荷を始めたと発表した。カナダ産LNGの大量輸入は日本として初めて。年間最大約210万トンを火力発電の燃料向けに供給する。政情不安が続く中東のホルムズ海峡を通らずに日本に輸送できるため、経済安全保障の強化につながると説明している。

 エネルギー業界関係者によると、供給先は国内発電大手JERA(ジェラ)や東京ガス、東邦ガス。いずれもデータセンターや人工知能(AI)の利用拡大による電力需要の増加を見込んで三菱商事と長期の売買契約を結んでいた。カナダから日本への輸送は10日程度で可能で、中東産など比べて効率が良いという。


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