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【ワシントン共同】トランプ米大統領は1日、大統領専用機内で記者団の取材に応じ、日本との関税交渉に関して「合意できるかどうか疑わしい」と強い不満を表明した。日本に手紙を送って「30%か35%、もしくはわれわれが決めた数字」の関税を課すことを伝えるとも述べた。関税の対象範囲には言及しなかった。日米両政府は、9日に迫る「相互関税」の上乗せ分の停止期限を念頭に交渉していた。
日本は赤沢亮正経済再生担当相が4月以降7回にわたって訪米し、ベセント財務長官らと閣僚間で協議を重ねていたが、具体的な成果は出ていない。トランプ氏が態度を硬化させたことで、対米交渉はさらに厳しい局面に追い込まれた形だ。
トランプ氏は「日本は非常に強硬だ」「甘やかされている」と主張。米国のコメや自動車を受け入れないことを非難し、輸入拡大を改めて求めた。「貿易に関しては非常に不公平だった。そんな時代は終わりだ」と強調した。
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