テスラ世界販売不振13%減

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 【ニューヨーク共同】米電気自動車(EV)大手テスラが2日発表した2025年4~6月期の世界販売台数は前年同期比13%減の38万4122台だった。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)の政治的な言動に対する反発を背景とした不買運動などが響き、2四半期連続で2桁減となり不振が鮮明となった。

 テスラの上半期(1~6月)のEV販売台数は72万803台だった。一方、中国の比亜迪(BYD)のEV販売台数は102万3381台でテスラを上回った。このまま推移すれば、年間でもBYDがテスラを上回る可能性が高い。

 テスラを巡っては、EV需要が一巡し、米国を中心にEV販売の伸びが鈍化していることも影響した。

 テスラは自動運転タクシー「ロボタクシー」の走行を米南部テキサス州で先月開始し、マスク氏は新たな収益の柱として期待を寄せる。ただ減税延長などを盛り込んだトランプ米政権の看板法案を巡って、蜜月だったトランプ大統領との対立が表面化。今後の成長に対する懸念がくすぶっている。


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