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国立研究開発法人水産研究・教育機構は8日、ウナギの完全養殖に欠かせないシラスウナギ(稚魚)の量産コストを大幅に下げる水槽を開発し、特許を取得したと発表した。今後も工夫を進め、完全養殖の商用化を目指す。
これまでシラスウナギは水槽を大型化すると生存率が悪化するのが課題だった。新型水槽は直径40センチ、長さ150センチの円柱状にすることで、小型水槽と同等の成長速度と生存率を実現した。1槽当たり約千尾を育てることができ、約4万円だった稚魚1尾当たりの飼育コストを1800円程度と約20分の1に抑えられる。
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