クロマグロ会議、日米に溝

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 太平洋クロマグロの資源管理手法を議論する国際会議が10日、富山市で開かれた。資源の増減に応じて漁獲枠が自動的に決まる新管理方式への将来的な移行が決まっており、構成要素の一つである漁獲ルールの合意に達するかどうかが焦点。ただ、クロマグロ漁の中心国である日本と米国の間には溝があり、情勢は不透明だ。

 漁獲ルールは資源管理におけるさまざまな条件を組み合わせた16の案から一つに絞り込む必要がある。日本や韓国、台湾は積極的に漁獲できる案を推すが、米国は慎重な案を主張するとみられる。合意すれば、12月にフィリピンで予定されている中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)年次会合で正式に採択する。


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