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「日本が急速に方針変化」

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 【ワシントン共同】トランプ米大統領は13日、日本との関税交渉を巡り、日本が米国の自動車や農産物の購入に消極的だと改めて不満を示した一方で「日本は急速に方針を変えつつある」との認識を明らかにした。ワシントン郊外で記者団に述べた。交渉の進捗に言及したとみられるが、具体的な内容には触れなかった。

 また交渉次第で関税率に関して「変えるかもしれないし、変えないかもしれない」とも発言した。

 一方、橘慶一郎官房副長官は14日、トランプ氏の発言に関し「逐一コメントすることは差し控える」と語った。協議を継続し、合意の可能性を精力的に探っていくとした。

 米政権は今月9日だった相互関税の上乗せ分の停止期限を8月1日に延長しており、日本に対する相互関税の税率も現在は一律分の10%だ。日本政府は高関税の回避に向けて協議を進めたい考えだが、トランプ氏は米国に有利な条件を引き出そうと圧力を強めている。

 トランプ氏は「日本は親しい国だが、米国の車も農産物も受け入れない」と従来の発言を繰り返して日本が閉鎖的だと非難した。


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