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24日午前の東京株式市場の日経平均株価は大幅続伸し、取引時間中として昨年7月11日以来、約1年ぶりに4万2000円の節目を回復した。前日終値からの上げ幅は一時800円を超えた。日米関税交渉が合意に至り、トランプ米政権の高関税政策を巡る懸念が後退。業績悪化への懸念が和らいだ輸出関連株を中心に買い注文が膨らんだ。
幅広い銘柄で構成する東証株価指数(TOPIX)は取引時間中としての史上最高値を約1年ぶりに更新した。
午前11時現在、平均株価は前日終値比776円10銭高の4万1947円42銭を付けた。TOPIXは53・55ポイント高の2979・93。
23日の米国市場では、日米関税交渉の合意を受けて主要な株価指数がそろって上昇した。この流れが波及した東京市場でも、23日に続いて自動車や電機など幅広い銘柄が値を上げた。米国と欧州連合(EU)の関税交渉の合意が近づいていると伝わったことも好材料だった。長期金利の上昇で利ざや改善期待が高まった金融株も買われた。
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