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トヨタ自動車が30日発表したグループのダイハツ工業と日野自動車を含む2025年上半期(1~6月)の世界販売台数は、前年同期比7・4%増の554万4880台で、上半期として4年ぶりに過去最高を更新した。ドイツのフォルクスワーゲン(VW)の約441万台を上回り、6年連続の世界首位になる見通し。
これまでのトヨタの上半期は21年の約547万台が最多だった。22年以降はハイブリッド車(HV)の需要増などで高水準の販売が続いていたが、世界的な半導体不足や認証不正による生産停止の影響などが響き、過去最高には届いていなかった。
25年上半期の世界販売のうち、国内は27・4%増の104万9027台と大幅に伸びた。昨年はトヨタやダイハツなどの認証不正による落ち込みが大きく、反動で増えた。トヨタが高級車クラウンの新型車を投入した効果もあった。
海外は3・6%増の449万5853台で過去最高となった。世界的なHVの好調が全体をけん引した。米国ではトランプ関税の影響懸念から、駆け込み需要が発生した。
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