ニュース
信金中央金庫は31日、栃木信用金庫(栃木県栃木市)に資本支援すると明らかにした。日銀が利上げを進めたことで、栃木信金が保有する国債の市場価値が下がり、含み損が自己資本を超えて、金融庁が定める基準に抵触する恐れがあった。栃木信金の自己資本比率を引き上げるため、信金中央は、50億円規模の出資を検討しているとみられる。
信金中央によると、栃木信金から支援の要請があった。30日に開いた信金中央の理事会で支援を決定した。日銀の利上げで「金利のある世界」が到来したため国債の金利は上がる一方、栃木信金が低金利下で購入した国債の魅力が薄れ、含み損が膨らんだことが背景にある。
共同通信社提供

Provided by
共同通信社
東京を拠点とする日本を代表する総合国際通信社。自らが取材したニュース、共同通信論説委員室で執筆した社説および一部の加盟社が取材したニュースなどを、加盟社である全国の新聞社とNHK、契約社である民間放送局や一部の新聞社、ネット媒体等に配信。
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。