JR東、運賃平均7%値上げへ

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 JR東日本は1日、来年3月から運賃全体で平均7・1%値上げする申請が国土交通省から認可されたと発表した。本格的な値上げは、消費税の導入時や増税時を除くと1987年の民営化後初めてとなる。料金体系はより分かりやすく簡潔な形に統合する。1~3キロの区間が対象の初乗り運賃は、切符の場合は150円から160円になる。ICカードは8~9円値上げする。

 運賃区分は現在、主要路線の「幹線」と地方部の路線で異なり、さらに山手線内を含む首都圏近郊では割安に設定した区分がある。今回の値上げにより首都圏の多くは幹線に一本化し、値上げ率を高くした。ただ、私鉄と競合する首都圏近郊の12区間では引き続き割安な運賃を設定する。

 値上げ率は普通運賃が平均7・8%、通勤定期が平均12・0%、通学定期が平均4・9%となる。

 平日朝のラッシュ時間帯以外のみ利用できるオフピーク定期券については、通常の通勤定期の約15%引きを継続し、埼玉、千葉、神奈川各県の一部を加えて対象区間を広げる。


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