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江崎グリコは4日、チョコレート菓子「ポッキー」の形状が特許庁に「立体商標」として7月25日付で登録されたと発表した。ポッキーは棒状のプレッツェルにチョコをかけた菓子で、1966年に発売した。現在は約30の国や地域で展開する。食品の立体的な形状が商標として認められる事例は珍しいという。
立体商標は一定の独自性を備える形状を保護する。文字やロゴがなくても登録できるが、消費者側が商品の形を見ただけでブランドを認識できることを証明する必要があり、登録のハードルは高い。
グリコは2023年、国内に住む16~79歳の男女を対象にインターネット調査を実施。回答した1036人のうち、9割以上が形状からポッキーを認識した。グリコは「適切な商標の保護、活用を進める」としている。
立体商標には、明治の菓子「きのこの山」「たけのこの里」が登録されている。
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