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【ワシントン共同】トランプ米大統領は5日放送の米CNBCテレビで、医薬品に対する関税を段階的に引き上げ、250%にする考えを示した。医薬品を米国内で製造してほしいと述べ「当初は少額の関税を課し、150%、250%に引き上げる」と話した。米中貿易協議で合意すれば中国の習近平国家主席との対面会談を「年内に実施するだろう」と述べた。
関税は輸入側が支払うのが通常で、高関税を課せば医薬品の米国内での価格が上昇する可能性がある。トランプ氏は7月末、米国で医薬品事業を展開する17社に書簡を送り、世界で最も安い水準に価格を抑えることを要求していた。他に半導体の追加関税を近く発表することも明らかにした。
中国との貿易協議については「合意に非常に近づいている」と述べた。習氏との首脳会談は「中国側が実施を呼びかけた」とした。
利下げに踏み切らない米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長を「遅過ぎる」と改めて批判した。後任として取り沙汰されていたベセント財務長官を候補に指名しない方針も示した。
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