コメ卸大手、純利益4・5倍

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 コメ卸大手の木徳神糧が7日発表した2025年6月中間連結決算は、純利益が前年同期比約4・5倍の37億円だった。コメ不足で集荷競争が過熱して価格が高騰する中、調達ルートの拡大を通じて安定供給に努めたことや、小売業者の値引き販売が減り、仕入れ価格の転嫁を実施できたことが理由だとしている。

 コメ卸を巡っては、小泉進次郎農相が6月に業界の好業績に疑問を呈した経緯がある。その際、同社は鎌田慶彦社長名で「取引価格の不当な操作は行っていない。流通を意図的に制限する不適切な対応も一切ない」との声明文を発表。薄利多売が続き、十分な利益を上げられない状況が続いていたと反論した。


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