焼酎売上高、2年ぶり減

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 帝国データバンク福岡支店が8日発表した2024年の焼酎・泡盛メーカー上位50社の売上高合計は、前年比1・6%減の2227億円と、2年ぶりに前年実績を下回った。13年連続首位だった霧島酒造(宮崎県都城市)が、サツマイモが腐る伝染病の流行で、一部商品の出荷を停止したほか、物価高で消費者の節約志向が高まったことが響いた。

 焼酎業界は、若者の酒離れやハイボール人気で苦戦が続いているものの、アルコール度数を抑えた商品などは若者や女性を中心に一定の人気があるという。担当者は「新たなニーズをとらえた商品開発と販売戦略を構築することが、市場活性化の鍵を握るだろう」と指摘した。


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