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北海道根室市の花咲港で15日、サンマ漁の主力となる棒受け網漁の大型船9隻が全国に先駆けて水揚げした。計約173トンで、漁師からは「(海にサンマは)まずまずいると思う」と今シーズンの漁に期待する声が上がった。
市内の市場で実施された競りでは、最高で1キロ2900円の値が付いた。市場関係者は「去年は1匹100グラム程度だったが、今年は130~140グラムと大きい。餌を多く食べているようだ」と話した。
全国さんま棒受網漁業協同組合(東京)によると、昨年の全国のサンマ水揚げ量は3万8695トンで、最多を記録した08年(34万3225トン)の約1割だった。水産庁は7月、来遊量は昨年並みの低水準になるとの見通しを発表した。
花咲港からは10日、中・大型船計38隻が出漁した。漁期は12月末まで。
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