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東南アジア主要6カ国プラス成長

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 【シンガポール共同】東南アジア主要6カ国の2025年4~6月期の実質国内総生産(GDP)が18日、出そろった。各国とも前年同期比でプラス成長を確保した。トランプ米政権による関税強化を控え、駆け込みの生産や輸出の前倒しがあり、押し上げ効果が目立った。

 シンガポールは4・4%増だった。製造業が伸び、運輸業や卸売業も好調だった。貿易産業省は前年比0・0~2・0%を見込んでいた25年の成長率予測を1・5~2・5%に引き上げた。貿易産業省は「下振れリスクもある」と分析している。

 ベトナムは製造業や工業、建設業がけん引し、前年同期比7・96%増だった。農林水産業も安定した成長を維持した。

 経済規模が域内最大のインドネシアは5・12%増。製造業や輸出が寄与した。

 タイは2・8%増。観光関連のサービス業が減速し、前期(1~3月期)の改定値3・2%より伸びが縮小した。

 マレーシアはサービス業や製造業がけん引し4・4%増だった。フィリピンは5・5%増。卸売業や小売業、農林水産業が好調だった。


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