ニュース
JR西日本は20日、生成人工知能(AI)を活用し、沿線の建設工事を自動で検知する実証実験を2025年度中に始めると発表した。在来線などの車両から撮影した画像を解析し、クレーンや足場など工事の兆候を把握する。業務効率化につなげたい考えだ。
JR西によると、沿線での工事や作業は事前にJR西の担当部署に報告する必要がある。ただ、連絡せずに作業している場合もあるため、運行に支障がないかどうかの確認作業には時間と労力がかかっている。
生成AIによる画像解析によって、工事が行われる可能性の高い場所を効率良く特定することで、工事の見落とし防止や確認作業の負担軽減が期待できるという。他にも店舗や施設での来店者の画像を分析し、販売促進につなげる実証実験も検討している。
JR西の倉坂昇治社長は大阪市で開いた記者会見で「高い実用性と信頼性を兼ね備えた解決策を自社以外にも提供できるように取り組みたい」と話した。
共同通信社提供

Provided by
共同通信社
東京を拠点とする日本を代表する総合国際通信社。自らが取材したニュース、共同通信論説委員室で執筆した社説および一部の加盟社が取材したニュースなどを、加盟社である全国の新聞社とNHK、契約社である民間放送局や一部の新聞社、ネット媒体等に配信。
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。