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日産自動車が検討している横浜市のグローバル本社ビルの売却先候補として、米投資ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)が最有力になっていることが21日、関係者への取材で分かった。売却額は900億円規模になる見通し。経営再建に向けた合理化策の費用などに充てる方針だ。
日産は売却後に賃借でビルを利用し続ける「リースバック」を前提に入札を実施し、KKRが最も高い金額を提示したもようだ。今後、詳細な取引条件を協議し、9月下旬ごろまでに売却するかどうかを決めるとみられる。日産の広報担当者は取材に「臆測にはコメントしない」と述べた。
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