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日産が「GT―R」生産終了

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 日産自動車は26日、スポーツカー「GT―R」の生産を終了したと発表した。6代目となる現行のR35型は2007年から生産を始め、これまで約4万8千台を世に送り出した。環境や安全などの法規制対応や部品調達が難しくなったため生産を終えた。イバン・エスピノーサ社長は「GT―Rは進化し、再び登場するだろう」とのコメントを発表し、将来的な復活を示唆した。

 生産する栃木工場(栃木県上三川町)で記念式典を開き、紫色に塗装された最後の1台が出荷される様子を部品メーカー関係者らが見届けた。

 「GT―R」はスポーツセダン「スカイライン」のレース仕様車として1969年に登場。2度の生産中止をはさみ、復活を繰り返してきた。主に国内向けだったが、現行型からは「スカイライン」の名前を外して独立車種とし、世界展開を始めた。高い走行性能が売りで、570馬力の高出力エンジンは「匠」と呼ばれる9人の熟練工によって組み立てられていた。


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