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国土交通省が27日発表した2024年度の宅配便取扱個数は、前年度比0・5%増の50億3147万個となり、10年連続で過去最多を更新した。50億個を超えるのは3年連続。インターネット通販が普及したことなどに伴い、利用が高止まりしているとみられる。
運送事業者からの報告を基に、重さ30キロ以下の荷物を集計した。内訳はトラック運送が0・2%増の49億2614万個、航空が12・9%増の1億533万個。
書籍やカタログなど軽量荷物を届けるメール便は7・3%減の33億4477万冊となった。
物流業界はトラック運転手の時間外労働規制に伴い、輸送力が低下する恐れがある。国交省の担当者は「現時点では荷物輸送に直接的な影響は及んでいない」と説明したが、人手不足で配達に支障が出ないよう、就労環境改善などの対策を推進する。
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