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コンビニのミニストップは1日、一部店舗が店内調理品の消費期限を偽って販売していた問題で、新たに埼玉県と福岡県の2店で不正が見つかり、偽装は計25店舗に拡大したと発表した。最大で14時間の消費期限引き延ばしが発覚した。東京都内で記者会見した堀田昌嗣社長は「お客さまにご迷惑とご不安をおかけしたことをおわびする」と謝罪。調理場にカメラを導入するなど再発防止に取り組む。
不正は一部店舗で3年前から行われており、因果関係は不明だが入院を伴わない体調不良の申し出が2件あった。ミニストップはオーナーによる指示や従業員の独自の判断だったと説明。食品ロスや店舗経費の軽減、作業の効率化が目的だった。不正店舗同士のつながりは確認されなかったという。
ミニストップは約1800ある全店舗で調査を実施し、8月18日におにぎりや弁当などの消費期限の偽装販売が埼玉県や大阪府、福岡県など7都府県の計23店舗で判明したと発表。消費期限のラベルを貼り替え、引き延ばすなどの行為が確認され、29日に調査を終えた。
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