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日銀の氷見野良三副総裁は2日、北海道釧路市で講演し、実質金利が極めて低い水準にあるとして、経済情勢の改善に応じ「引き続き政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整していくことが適切だ」と述べた。2024年3月のマイナス金利政策の解除以降、段階的に利上げしてきたにもかかわらず、インフレ率が上振れし物価が上昇したとも指摘した。
現在のインフレ率はコメ価格の高騰により、日銀が目標に掲げる物価安定目標の2%を大きく上回っていると説明した。ただ、コメ含む食品価格上昇の影響は「いずれ落ち着いていく」ため、インフレ率は下がっていくと見通した。
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